たくさんの方々から、大変貴重なコメントを頂きました。
ありがとうございます。
そこで、「今自分にできることをやって行く。」と決めました。
ですので、今日からまた釣りネタのブログを書かせて頂きます!
っということで!!マーシャル2日目。
プロは、あの
Rick Clunn!!
バスフィッシングの神様です。
こんな経験は一生に一度かもしれないと、すべての行動に注意して見ていました。
初日は、39位というポジションでスタート。
スタート前の話では、前日は昼過ぎになるまでリミットが揃わなかったということで、
朝はスローにワームをやって、昼からクランキングをやるというプランでした。
朝一で向った先は、スタート地点から目と鼻の先にある住宅街裏のキャナル。
ボートドックが点在し、グラスが絡んでいます。
神様は、ある特定の条件だけをゆっくりと打っていました。
それは、ドックのアウトサイドで、グラスが絡むところ。
どんな小さなグラスも見逃さずに打っていました。
ルアーは、
黒のリザード・テキサスリグ。(しぶすぎる!!)
なぜリザート?春だから?と聞いたら、
「うーん、まだまだ釣れるルアーなのに、皆が使わないから。」
その言葉に何か裏がある感じだったので、今度はウェイトについて質問。
水深4.5ft(1-1.5m)しかないのに、なぜ1/2ozを使うのですか?
「コントロールだよ。単純に早く探りたいだけ。」
超シンプル。。。それで食うなら、早く探れた方がいいということでしょう。
そして開始早々、4lbのナイスフィッシュを釣り上げる神様。
その様子には、どんどんと違う世界へ入り込んでいくオーラが出ていました。
試合前には、色々と話をしてくれた神様ですが、釣りの最中は、本当に無口。
魚を釣っても、黙々とライブウェルに魚を入れていきます。
すると、裏庭のボートドックで釣りをしていたおじさんが話しかけてきました。
最初は、釣れてるかー?っと言った会話でしたが、途中でアメリカ人特有の、
俺はロコだから知ってるぞ!トークが始まりました。笑
「そこのグラスの岬に投げてみなよ。いつも釣れるぜ!」っという地主に、
神様は、
「ありがたいけど、釣りの情報に関しては、何も言わないでくれ。ルール上、一般の人からの情報は、受け取っちゃいけないんだ。
そうなることによって、私が釣れる場所が減ってしまう。」
っと非常に冷静に応対する神様に、プロフェッショナリズムを感じました。
そうこうするうちに、昼になり、僕はいつクランキングエリアに移動するのか、
そわそわしていましたが、結局最後まで、リザードを投げ続けました。
その理由を聞くと、1.リザードである程度釣れていたこと。
2.クランキング場は風が強くて釣れそうにない。という判断からでした。
結局その判断が好を制し、小移動を繰り返しながら、入れ替えに成功。
トータル14lbまで上げて、2日目終了時点で21位までジャンプアップしたのでした。
(Bassmaster.comより、写真拝借。)
実はこの日、東北大地震が起こったその日でした。
朝のテイクオフ前に事情を知った選手達が殆どで、リックもそのうちの1人。
試合中、あんなに無口で釣りに没頭していた彼が、おもむろに振り向いて、
「What part of Japan did it happen?」 「日本のどこで起きたんだ?」
っと聞いて来たときには、なぜか心にぐっとくるものがありました。。
そしてウェイイン終了後、私のところに寄ってきて、
「日本の家族は大丈夫か?」「被害はどれほどか?」と心配してくれました。(泣)
最後に、
「I really hope Japan will be ok.」
「日本が大丈夫なことを、本当に願うよ。」っと言って、
リッククランは、ボートスロープへと戻っていきました。
(この時点では、会場にいる誰もが、こんな大惨事になるとは
思ってもいなかったのです。。。)
釣りをしている時は、獲物を追う野獣のような神様も、
本当は、心のやさしい人なのだなと実感した瞬間でした。
1日試合に同船しただけでは、本当の凄さを分析することができませんでしたが、
非常に貴重な体験だったことは間違いありません。
そして、3日目のプロが発表されました。。。
Steven Browning!!
知ってました?クラシックに何度も出場している、有名プロです。
そして、暫定3位と来た!!これもまた、本当に勉強になるプロでした。
何しろ3日目、スティーブンはリッククランとエリアがバッティングしたのですから・・・
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